焼津の方より会社設立についてのご相談

2020年11月18日

Q:会社設立の際の資本金について、税理士の先生にお伺いしたいです。(焼津)

焼津市の30代男性です。東京でフラワーアレンジメントの仕事をしていましたが、当時から生まれ育った焼津で自分の店を持つのが夢でした。このたびご縁があり、何人かの方々から協力を仰ぐことができましたので、焼津に帰り、フラワーギフトの店を開業することになりました。順調にいけば焼津市外にも店舗を増やしたいですし、ネットショップで全国からの注文も受けたいと考えているため、個人事業主ではなく株式会社という形で稼働していきたいです。しかし、会社設立に関してはまったくの素人で、どのようにやっていけばよいものか正直よくわかっていません。特に今回お尋ねしたいのは資本金のことです。いくらに設定すべきなのでしょうか?1円から設立可能だとは聞いているのですが、資本金の妥当な価格というのはどの程度なのでしょうか。(焼津)

A:資本金の設定は会社設立の時点で行いますが、1円はおすすめしません。

たしかに平成18年度に制定された会社法において、最低資本金制度の撤廃が定められ、資本金が1円でも株式会社を設立することができるようになりました。

ですが、資本金は社会的に会社の信頼をはかるポイントになるため、資本金を1円に設定するのはおすすめいたしません。

なぜなら、通常、会社を開業する時に事業主が準備した運転資金を資本金として始めます。ここで確保してある資本金が多いほど「この会社はこれからも安定して運営していけるだろう」と判断してもらう事ができます。逆に言えば、資本金が少ないと利益が出るより前に運転資金が足りなくなることが想定され、新しい取引先との契約をとるのが難しくなってしまう可能性があります。また、資本金が1円であると、事業拡大をしたい場合など融資を受けることも難しくなってしまうかもしれません。資本金の金額によってその後支払う税金もかわってきますので、その辺りも考慮したうえで資本金の金額を決めるのが良いでしょう。

会社の規模やどんな事業をしているかによって、適正な資本金の額は異なります。

たとえば、資本金を1000万円未満に設定したら、設立から1期目と、2期目(※その他の条件も必要となります)は消費税を納める必要がありません。なお、建設業のように許認可が必須の事業に関しては、資本金に財産的基礎があるかどうかの判断材料のひとつになるため、事前に要件を満たすかどうか確認しておいてください。

会社設立には複雑な手続きがともなうこともございますので、手間取ってしまう場合も少なくありません。会社設立についてご不安がある方は、一度専門家にご相談されることをおすすめいたします。

静岡 会社設立経営サポートでは、焼津市で会社設立をご検討の皆様からのご相談をお受けしております。会社設立について少しでも疑問やお困り事がございましたら、ぜひ静岡 会社設立経営サポートの初回無料相談をご利用ください。焼津に精通した専門家がご相談者様のお話を親身にお伺いいたします。焼津のみなさまからのご連絡をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

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